震災から5年。気仙沼市唐桑半島の民宿には1年間で、約1500人の方が訪れました。



震災から5年。気仙沼、唐桑半島の民宿には、1年間で、約1500人の方が訪れました。

 2016年2月から2017年の1月までの1年間(決算の関係でこの月で計算)。つなかんに、来てくれたお客様は1500人を超えました。客単価も1万円には届きませんでしたが、近い数字にはなりました。昼食(一人2500円)での団体のお客様も多かったので、単価は8000円切るかなぁと思いましたが、意外とそうでもなかったです。

オイスターソース、料理のグレードアップ、乗船体験、ドリンク、そういうサブコンテンツ(海産物の販売は除く)の売り上げが結構良かったんだなぁと思います。

宿泊いただいた皆様、つなかんを、おすすめして、紹介していただいた方、気仙沼市のインバウンドチーム、気仙沼にお住まいの方、JTBさんをはじめとした、ツアーを組んでいただいている各種旅行代理店、メディア関係の方々、本当にありがとうございます。


震災前にはなかった民宿に、震災から6年経とうとしている年にも、
 1500人の人が訪れる機会をつくることができました。「唐桑、元気にやっていこうぜ」と応援してくれていること。そして一緒に伴走していただいている人が、「今でもこれだけいるんだよ」という証明になったかと思います。

例えば、週1の休みに、夏休み、正月休みの長期休暇をとったとして、年間稼働日を300日としたら。1日平均約5人のお客さまが、来ていただいたことになります。

すんごいいい数字ではないですが、固定給の社員は僕だけだし、原価率も今まで働いてきた寿司屋に比べたら、俄然いいので、全然、悪くない売り上げになったと思います。

どうなるかわかりませんが、今年も、成長できるといいなと思います。ということで、いちよさん、ボーナス期待しています〜^^

「つなかんやっていけてるの?」と良く聞かれるので、一年間の報告でした。みなさんの予想より多かったですか?少なかったですか?どっちでしたか?

僕は少ないとは思わなかったですが、唐桑に人が来る機会を、もっともっとつくりたくなりました。

でも、数字より大切なことを忘れずに、今年も料理を作りたいと思います。それは、この1500人の方が「また、来たいな」と思える、思い出をつくれたか。「また、食べたいな」と思える料理をつくれたか。つまり、私たちは、 「信用を得ることができたのか」ということです。今年もまた、ひとつひとつ丁寧に、大胆に、料理をつくりますので、また食べにきてください 。宜しくお願いします。