【仲間と爆食旅行】あえて唐桑 あいたくて唐桑



 

「唐桑の牡蠣」をもう一度食べたかった。」

震災前に唐桑の牡蠣を食べに来た事がある進藤さん。仲間と年に一度の東北旅行も今年で17年目。12年ぶりに唐桑に帰って来てくれました。レポートも写真も食事に焦点を当てた東北のグルメレポートを送ってくれました。見ているだけでお腹が空いてきます。

 

進藤伸二 2016年1月 2泊3日の東北旅行

ぼくたちは、毎年1月に東北の旅を続けている、東京在住の男女8人の旅仲間(平均年齢47.75歳)。2000年にスタートし、17回目となる今回は、「唐桑で牡蠣を食べよう」ということになった。

実は2004年にも牡蠣狙いで唐桑に行き、展望台のレストランで牡蠣を食べている。唐桑行きは震災後の応援の気持ちがあった。いや、それだけではない。リアス式海岸の穏やかな海と、山から流れ出る清水が育てた「唐桑の牡蠣」をもう一度食べたかった。

「唐桑御殿つなかん」のことは、「ほぼ日」のツリーハウスの情報からたどりついた。サイトを見て直感的に「ココだ!」と思い、即予約。

ぼくたちは、あまり集合写真を撮らないので、今回の旅を「食の時系列」で報告します。

 

 

「旅の初日」
東京から、つなかんへ。

東京から東北新幹線で一ノ関へ。駅前食堂「いわぶち屋」が休みだったので、「松竹」でソースかつ丼やカレーライスをいただく。あげたてのサクサクはビールを呼び、店員のお母さんは元気で親切で楽しくていい旅(呑み)のスタートが切れる。

 

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一ノ関から大船渡線で気仙沼に行き、予約していたジャンボタクシーで「つなかん」へ。

宿に着き料理長の今井くんと話しているうちに、小笠原・父島に共通の知人がいることがわかり、親近感が瞬間急上昇。食事の時間まで、宿の裏にあるツリーハウスを見学。夕方には一代さんが戻ってきて、それはそれは、賑やかに華やかに夕食がはじまる。

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盛り合わせの主役は、めずらしいメカジキの刺身。ほどよく脂が乗っていて、うまし。ホタテとアワビの異なる歯ごたえも楽しい。

 

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おまちかねの牡蠣。白くふっくらした部分が肉厚でうまく、黒いひらひらの部分と併せて噛めば口の中が濃厚な磯の旨味で満たされ、幸せな気分になる。しゃぶしゃぶで食べると、さらに甘みが増す。うまい。牡蠣の脇に添えられた新ワカメも、湯にくぐらせると、たちまち鮮やかで生き生きとした緑色に。やわらかでツルツルの食感で、いくらでも食べられる。

料理長からアイラ島のシングルモルトウイスキー(ボウモア)を牡蠣にちょっと垂らす食べ方を教えてもらい、これまた美味。赤皿貝や牡蠣ごはんも、うまい、うまい。

DSCF3816(皿貝は帆立に似た二枚貝。唐桑ではいかだに吊るした牡蠣に自生する。帆立よりも出汁が濃いので、炊き込み御飯などでも美味しい。)

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牡蠣の筏に吊るして海の中で熟成させたという、不思議な日本酒もいただいた。

ああ、やっぱり唐桑まで来てよかった!

「2泊目」
つなかん出発、一ノ関矢びつ温泉 「瑞泉閣」へ。

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つなかんで朝食(写真は牡蠣とサンマの煮物)をいただき、ジャンボタクシーで出発。出発後、宿のみなさんと写真を撮ればよかったと後悔する。

 

途中、一代さんイチオシの「御崎神社の祭り」を見学。
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12年ぶりの唐桑の海。あれだけ陸地に傷を負わせたのに「なにかありましたっけ?」と、とぼけているように穏やかだった。
気仙沼港「海の市」でオイスターソースなどを買い、仮設店舗の「あさひ寿司」でフカヒレの軍艦巻が入った「復興スペシャル寿司」をいただく。
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気仙沼から路線バスでのんびり一ノ関まで行き、二泊目の宿である矢びつ温泉「瑞泉閣」へ。前沢牛のしゃぶしゃぶをいただき、温泉でのんびり。
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今日もよく呑んだ。

 

 

「最終日」
一ノ関から牛たんを食べに仙台へ。

宿でビュッフェの朝食をいただき、世界遺産の中尊寺へ。金色堂は山の上にあるため、雪道を歩くのがしんどかったが、少しでも腹を減らしたい一心で強引に見学。

 

一ノ関から新幹線で仙台へ。旅の締めくくりに牛たんを食べるためだ。14時半という中途半端な時間だったので、開いている店を探すのに苦労したが「牛たんの一仙」に入店。

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「真とろタン」や「タンシチュー」などなど。これまた、うまかった。

仙台駅に戻り、おみやげを物色。仲間のひとりが九重本舗の「霜ばしら」という飴をゲット。期間限定商品で入手困難らしい。お裾分けをいただいたのだが、これが口に入れるや否や瞬時に溶けてなくなる驚きの極上飴。まさに逸品。まさに職人技。

 

今回も呑んで喰っての2泊3日でした。つなかんのみなさん、ごちそうさまでした。うまかったです。楽しかったです。思い出すたび、牡蠣の濃い記憶が口の中に蘇ります。

 

おわり。

旅で立ち寄ったお店
・松竹(一ノ関 食堂)
・海の市(気仙沼 おみやげ屋)
・あさひ鮨(気仙沼 鮨屋)
・瑞泉閣(一ノ関 旅館)
・牛たんの一仙(仙台 牛たん)
・九重本舗(仙台 御用御菓子司) 

 

 

進藤さんありがとうございます。
冬の寒さで脂がのったメカジキ、最高ですよね!今年は1月に生わかめも始まっていたので、牡蠣、わかめ、メカジキ、アワビ。唐桑の冬の味覚を楽しんで頂き、ありがとうございました。東北をぐるっとまわって、またいつか唐桑にも帰って来てください。ウニ、かつお、さんま。などなど他の季節の美味しいものもぜひ食べにきてくださいね。そして、次回は記念写真を撮りましょう。

また、お待ちしております!